| プラノス的毒電波劇場 |
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| 「じゃあ君は何を望むんだい?」 対面の男はぼくにそう言った、ぼくは答えない 「一つだけほしいものが手に入る、ならば君は何を望む?」 ぼくは少し考えた、しかし何も思いつかない 「…君は目的がないのだよ、ただ生きている。それが悪いとはいわないがね。」 ぼくは何もいわない 「仮に目的があったとしよう、しかし君はほしいものが思い浮かばない。きみはその目的にあまり関心がないのだよ。」 ぼくは初めて口を開いた 「生きたい、それが目的ならばほしいものってのはなんなんでしょうね。」 対面の男は大げさに手を広げ答えた 「それを自分で探して私の元へ着なさい、そのとき私は君にそのほしいものをあげようじゃないか。」 ぼくはこう言った。 「じゃあ、ほしいものを探すために必要なものがほしいです。」 対面の男は微笑みながら言った 「それはだめだよ。」
それがいつの会話だったかは覚えてはいない、しかしその時の会話が行われていたことだけは覚えている。そしてぼくは見つけてしまう、
「こんにちわ」 対面の男はそこにいた 「こんにちは、ひさしぶりだね。」 ぼくはほしいものを見つけてしまった事を男に伝えた、そしてほしいものも… 男はいつかのように大げさな手振りで 「おめでとう、君はついに見つけてしまったんだね。それじゃあ私がそのほしいものを渡してあげよう。」 男はそう言って微笑んだ後、こう僕にささやいた
「さようなら。」
~終~
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8月5日(金)03:35 | コメント(0) | ALL | 管理
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